上質な空気がなぜ必要か?
人間が、一生の間にいちばん体内に入れているものは「住まいの空気」。
その住まいの空気が、汚れていたら
・・・換気が不十分、カビ・ダニ・花粉・PM2.5が浮遊、不快な温度・湿度
健康に暮らす住環境ではありません。
特に子供たちの健康を害する原因が汚れた空気なのです。
子どもたちの健康は、家族が幸せに暮らしていく”核”です。
子どもが病気だったり、アトピーや喘息だったり、虚弱体質だったりすると、家族は幸せな気分でいられません。
子どもの健康のために、すくすく育つ環境のために、そして家族全員が幸せに暮らしていけるために、住まいの
空気を常にキレイに保つことが健康に暮らす第一歩です。
上質な空気環境の住まい、それが真の健康住宅と考えます。
住まいの空気環境が重要なわけ①
人が一生涯でいちばん多く摂取するものは何かというと、空気、飲み物、食べ物、その他の順番になります。
口や鼻から身体の中に入る物質でいちばん多いのは「空気」、重量比でいうと空気は、身体の中に入れる物質のなんと83%(約20㎏)、次に多いのは飲み物で8%(約3㎏)、食べ物は7%(約2㎏)、その他2%です。
その空気のうち、自宅で吸う空気と自宅以外で吸う空気の割合は、屋内90%、屋外10%です。
また、屋内でも自宅で吸う空気は75%、自宅以外で吸う屋内の空気は25%です。
食べ物や飲み物も含めた口に入れるもの全体の重量比でみると、自宅で吸う空気は総重量の56%です。
一生のうちで体内に入れるものの半分以上は「自宅の空気」です。
住まいの空気環境が重要なわけ②
『質の良い空気を吸うことで健康を保ち、質の悪い空気を吸えば健康を損なう』
花粉・PM2.5・黄砂・排ガス・煤煙など大気が汚染された環境では室内の空気も汚れその結果、喘息などを起こすなど健康を害する人が増える可能性があります。
しかし、自宅の空気が危険なほど汚れているのかどうか、考えない人が大半です。
住まいの空気環境は目に見えないところで、とても恐ろしいことになっています。
いま多くの家庭の空気はものすごく汚れていて、健康を損なうほどの危険な状態にあります。
体内に入った化学物質はどうなるか…
水や食べ物は消化器系を通って体内に取り込まれます。
胃は強酸ですから、ほとんどの物質や細菌は溶かされてバラバラにされます。
化学物質はなかなか分解されませんが、腸や肝臓でその多くは解毒され、さらに小便や大便の排泄をとおして、かなりのものが体外にそのまま排出されていきます。
そういう機能があることで、多種多様な化学物質を摂取したとしても、わずかしか体内に蓄積されないようになっているのです。
そのわずかな化学物質でも問題なのですが、呼吸や皮膚を通じて入ってきた化学物質は解毒できません・・・