想いが込められた 愛着あるレンガ積みの家

千葉県 / E様

増築を重ねた築70年の平屋にお住まいだったE様ご家族。長くお住まいになる中で、水回りの漏電などの問題が持ち上がり、当初はリフォームを考えましたが、検討を重ねていくうちに新築する方向になったといいます。

「当初は部分的な改築でいいかなと思っていたのですが、昔の家は便利さよりも、家が長持ちするという点に主眼がおかれて造られているので、寒いし暑いし、いっそのこと建て替えにしようかと話が進んでいきました」

どこに家づくりを依頼するか、実際に住宅展示場を回ってみて感じたのは、集成材を多用した住宅への不安だったとご主人は話します。

「接着剤を使ってミルフィーユのように仕上げられた集成材ばかりで大丈夫かと思って」。強度は高いとされる集成材ですが、健康面での安全性や居住しているときの快適性がより大切なのではと考え、決めかねていました。

空気の違いを感じた 体感宿泊の家

ドクターズホーム加盟店「仁・幸夢店」を知るきっかけとなったのは、ご主人が通院していた病院の先生のご紹介でした。こちらの先生も実は仁・幸夢店で新築されたお客様。富浦の家(体感宿泊所)を体感することをお勧めされたといいます。

その富浦の家(体感宿泊所)で感じた空気感の違いに驚いたとご主人は話します。

「一歩足を踏み入れたときに外界と全く空気が違うっていうのを感じて、なんじゃこりゃとなりました」と、このときの快適に過ごした体験がひとつ決め手になったといいます。その日帰宅の際、奥様の手が冷たくならなかったことも印象的だっと振り返ります。

先代・先々代への想いをカタチに

もう一つの決め手はご主人のこだわりの部分でした。

「先代があって先々代があって、そのおかげで三代目の私が今ここにいるわけですが、その二人が建てた建物を壊して新たに造ることになるわけで、その足跡はどこかに残しておかなきゃいけないというのがものすごくありました」

「70年前の家の部材を一部使ってもらい、組み込んで形の中に残したいという私のすごく身勝手な要望にも快く対応していただきました。昔からの大工さんみたいに、細工ができてカタチにしてくれて、まさにここの部屋(和室)が象徴になるのですが、非常に満足をしております」

「コスト以上のバリュー」と感じた真摯な取り組みと丁寧な施工

施工現場をご覧になって印象に残っていることもお話しくださいました。

「経年劣化が激しかったので、使えるものの見極めなど、内装をやってくれた大工さんは相当ご苦労されたと思いましたけど、非常によくやってくれて、ありがたかったですね。真摯に家をつくることに取り組まれているっていうのは感じました」とご主人。

「基礎を打ってから固めるまでの時間もしっかりかけていたので、ほんとに丁寧だなと思って、コスト以上のバリューがあるなと感心しました」

基礎を打ってからの養生期間も十分にとります。基礎は建物にとって大切な土台であり、安心安全な暮らしに頑丈な基礎は欠かすことはできません。

「冷え性が改善しよく眠れるようになりました」

10年間お住まいになっての住み心地はいかがでしょうか?

ご主人は「断熱性がものすごく良くて、冬でも厚い布団をかけなくて寝てられるよね。北海道以上北欧未満という断熱性、気密性ということで、それは非常に実感してます。外の音は窓を開けてない限りほとんど聞こえません。特に1階は強化ガラスにしてもらっているからなおさらだと思うんですけど、そういう意味ではあまり外気温に振り回されずに生活ができるようになったというのには非常に感謝をしております」

奥様は「私は冷え性で手足が冷たくなることがよくあったんですけど、それがなくなって気にならなくなりました。冬でも素足です。あと結構ショートスリーパーなんですけどよく眠れますね」と、特に健康面でご満足いただけているご様子でした。

ご主人のお兄様もたまにお泊りになるそうで、「自分の家よりもここのほうがよく眠れる」と仰っていただけるそうです。

最近では、床暖房が標準仕様に取り入れられるケースも多いですが、床暖房の必要性は感じられるでしょうか?

「エアコンで部屋が暖まれば、保温性が高く部屋全体が一定の温度になります。当然いちばん温度の低い床のところもそれなりの温度感になるので、それはあまり必要性を感じないですね」。

断熱気密の性能が優れていれば、床暖房がなくても十分に快適に過ごせるのです。

省メンテナンスの家

E様邸の外壁はレンガ積み。耐久性が高いことやメンテナンスがほとんどかからないことなどメリットが多くあります。

「わたし非常にものぐさなので助かってます」とご主人は笑顔でお話しくださいました。