住まい環境からくるストレス(間取り・動線)
今 世界中が激変し、先が見えない中、最大で最強のストレスが多くの人に起こっていると思います。
こんな時代に入ってしまった現在 特に住まいの役割は大きいです。
なぜなら、ストレスが緩和でき、癒される住まいであれば、
自然と家族みんなが笑顔になり、相手をいたわり、協力しあい、絆ができ、
新しい時代を生きていく活力が満ちてくる家に住んでいたら
乗り越えていけると思いませんか?
ストレスが緩和でき、癒される住まい とはどんな住まいでしょうか?
まずは、住まい環境そのものが、ストレスになっていないことです。
色・形・素材・照明・デザイン・間どり・・・、これら数多くの要素によってできている住空間は、
暑い・寒い・臭い等の感じるストレスから、
気づきにくいストレスまで様々な要素がストレスになっています。
間取り
今回は、間取りについて考えましょう。
動線
間取りを考えるうえで「動線」が重要です。
どの部屋を通ってどう行動するかという人の移動を動線と言いますが、
この動線は、脳や思考の働きに大きく関係しています。
障害をもたらすような動線があれば思考が乱れやすく、脳にストレスをもたらします。
また、寝室に行くのに人の部屋を通らなければ行けないような場合や、
家事動線が1階と2階の移動をひんぱんに強いるような家も、身体や脳に良くない影響を及ぼします。
動線上に荷物やゴミなどがあれば、つねに行く手を邪魔され、短気な性格になります。
スムーズな流れを妨げる動きを毎日しなければならない動線は、
感情や行動は脳が指令していますから、脳の機能を阻害し、判断を誤ることが多くなり、脳が行き詰まってしまいます。
意識して行動するとき、人間は脳の6~7%の機能しか使っていないということをご存知でしょうか。
脳の残りの93~94%はすべて、この6~7%のための「情報集め」に使われています。
この93~94%は「無意識」と関係しており、自覚のない行動(潜在的にインプットされている行動、潜在意識)として現れています。
常に働いている脳が何らかの判断を下して、自然な行動をしているのが人間です。
この脳の働きに影響を与えているのがまぎれもない環境なのです。
そのために、家の中でどう行動するか、という動線が非常に重要です。
家の中でのちょっとした行動は、ほとんどが無意識に行っていることですが、
動線が良いと、無駄のない、すっきりとした行動が自然とできるようになります。
そうなると、ふだん使っていない、眠っている脳を良い状態にし、
未来の生活を変化させることができるようになります。
各部屋には意味と役割があります。
例えばリビングルームは、元気を集める場所であり、疲れを回復する場所です。
リラックスできるゆったりとしたリビングルームは一日の疲れを癒し、
家族全体の免疫力を高めることができます。
疲れて家に帰って来て、疲れが早くとれるようにするには、
なるべく玄関の近くにリビングルームをとることをお薦めします。
リビングルームが玄関から遠い位置にあれば活動力を失ってしまい、仕事の意欲を失ってしまいます。
また、狭いリビングはストレスがたまりやすく、怒りっぽくなってしまいます。
空間の状況がストレスになり、脳に影響を与えてしまうのです。
特に狭いリビングに赤色や黄色の周波数の高い色を使えばさらに狭く感じ、
ノルアドレナリンが多く分泌され、血管が収縮し、血圧は上昇し、活性酸素は増え続け、早く神経を消耗します。
リビングルームは家族が語らい合い、分かち合う場です。
ですから、家族のコミュニケーションが弾むような、家族で共通の楽しみが起こるようにしましょう。
二階への階段をリビングルームからとれば、二階に行くのに必ずリビングルームを通りますから、
自然と家族が家の中でリビングルームに集まる機会が増え、
リビングルームそのものが機能します。
明るめのインテリアや家具でコーディネートし、夏涼しく、冬暖かい
家族がいつも楽しく集まれるリビングルームをつくりましょう。
体と心を癒す住まいの間取りを、ドクターズホームがプロデユース致します。